インターネット回線とTVアンテナ

インターネット,設備・仕様,賃貸併用住宅,賃貸併用住宅

前の家ではTVアンテナを立てておりませんでした。

インターネットは光回線で、そちらでTVも見てました。

メリットとしては、アンテナが無かったのでとてもスッキリした見た目でした。台風とかでも安心でした。

デメリットは、無料で見られる地上波なのにオプションとして光回線に追加料金を支払う必要があった点です。

今回は、我が家が賃貸併用住宅として、どのようなインターネット回線を導入する予定なのかを紹介したいと思います。

インターネット回線とLANケーブル

昔はインターネット回線と言えば、電話回線やらADSLやらCATVやらありました。

今は光回線が主流になってきています。

集合住宅でも新しい住宅であれば、外からMDF経由で光回線を引き込むことが出来るため、100Mbpsや1Gbps回線というのも利用できるようになっています。

前の我が家は、ソフトバンク光でした。光回線自体はNTT東日本のFletsです。

光テレビも含めると確か6千円から8千円ぐらいの料金だったと思います。

外から光回線を引き込み、そこから各部屋にLANケーブルが壁の中を通ってつながっていました。

LANケーブルは確かCAT5だったと思います。

ソフトバンク光自体がそこまで早いものでも無かったため、仕事やネットを見たりするのはそれで十分でしたが、妻はゲームをやるため不満を持っていた様でした。

光回線自体も、ソフトバンク光よりももっと安いNuro光などもありますし、一応Nuro自体も下り最大2Gbpsと謳っているため、LANケーブルは今後のことを考えてCAT6A以上でお願いした方が良さそうです。

下の表はLANケーブルの種類を表していますが、ハウスメーカーによってはカテゴリーを上げるとかなり割高になる様です。

種別最大通信速度伝送帯域
CAT.5100Mbps100MHz
CAT.5e1Gbps100MHz
CAT.61Gbps250MHz
CAT.6A10Gbps500MHz
CAT.710Gbps600MHz
CAT.7A10Gbps1000MHz
LANケーブルのカテゴリー(一部抜粋)

賃貸併用住宅での需要

今回建てる我が家は賃貸併用住宅です。

昨今の賃貸物件では、インターネットって必須とされている様です。

インターネット回線無料の有無で入居率がかなり変わってくるため、今後のことを考えるとインターネットを無料で提供した方が良いのかなと考えています。

実際に、2021年の賃貸人気設備ランキングは次の通りとなっていて、インターネット無料は単身世帯だと3位になっています。ファミリー向けだと6位です。

1位や2位の室内洗濯機置き場やテレビモニター付きインターホーンは、今時の新しい賃貸ならほとんどがついていると思いますので、単身者向け物件で他と差をつけるのであれば、3位のインターネット無料を是非導入すべきと思います。

賃貸物件を扱っている管理会社に話を聞くと、インターネット無料も競争の激しいエリアの場合は、差別化のためにオーナーが用意しているそうです。

また、管理会社によっては、賃貸のオーナーに必須アイテムとして準備するように言ってくるそうです。


単身者向けファミリー向け
1位室内洗濯機置き場テレビモニター付きインターホーン
2位テレビモニター付きインターホーン室内洗濯機置き場
3位インターネット無料独立洗面台
4位洗浄機能付き便座追い焚き機能
5位独立洗面台洗浄機能付き便座
6位エントランスのオートロックインターネット無料
7位宅配ボックスシステムキッチン
8位備え付け照明ガスコンロ(2口・3口)
9位高速インターネットエントランスのオートロック
10位ガスコンロ(2口・3口)浴室乾燥機
https://www.zenchin.com/news/content-30.php

意外にガスコンロの需要が高いのに驚きました。

IHに対応していない鍋などを持っているためでしょうか。

TVアンテナを設置せずにTVを見たい

我が家はTVアンテナを立てない予定なので、賃貸部分も含めてTV回線を用意する必要があります。

光回線ですと、Flets光が光TVも提供していますので、TVアンテナ不要となりますが、価格が高いです。

賃貸部分も無料で提供ということは、オーナーの持ち出しで用意することになるため、毎月のインターネット・光TV代をオーナーが支払うことになります。

共益費扱いにはなるので、経費として計上するのでしょうが、家賃収入>ローン支払いの方ならそれでもいいかと思いますが、我が家はローン支払いの足しになるだけなので、基本低額に抑えたいです。

1世帯5千円以上必要とするような光回線ですと、我が家の家計を圧迫してしまいます。

我が家にだけ光回線を繋いで、家の中でルーターなどでそれぞれの賃貸にも回線をつなげるとすると安価で済みますが、同じネットワークに複数の世帯が同居してしまうことになるので、セキュリティー的にも避けたいと思っています。

そうして、安くて、賃貸併用でも使えて、TV回線も提供できて、となると光回線では見つかりませんでした。

Nuro光(Nuro 光 Connect)は、TVを利用する場合は別途費用が必要ですし、TVの台数で金額も変わるため、候補から外しました。

積水ハウスにも相談してみたところ、JCOMの提案を受けました。

JCOM

JCOMには、賃貸・集合住宅オーナー向けに320Mbpsと1Gbpsでの回線速度のプランがあるようです。

1G/WiFiプランですと、1世帯あたり月額1400円ちょっとだそうですので、我が家はそこまで世帯数が多く無いために賃貸部分を含めてもそこまでの出費にはなりません。

TVも同時につけられるプランもあり、これはハウスメーカーや管理会社によって価格が異なるようです。

TVのオプションとして、BS放送やCS放送も視聴可能のようです。あまりTVを見ないので正直不要ではありますが、BS放送を見てる人にとってはJCOMを無料で使えるというのは、喜ばれるのかなと思っています。

1G/WiFiプランですと、auひかりと同じ回線を使っているそうですので、速度も安定していて良さそうです。

携帯電話もauを使っている場合、JCOMでセット割引もあるそうです。我が家はauでは無いため、JCOMで行く場合は変更するかもしれません。

結局、我が家が採用した内容

結局、我が家はJCOMネットとJCOMテレビを賃貸部分含めて全面導入することにしました。

とは言っても、ゲームをする人にはJCOMはすこぶる評判が悪いそうです。

JCOMが入ってる物件には入居したいと思わない人や、JCOMを使いたく無いので自分で回線を引きたいという人もいるそうです。

私自身も特にそこまで速さは必要としていないものの、10Gbps対応フレッツ光クロスが使えるならそれを使ってみたいという思いもあります。

単身世帯向けの賃貸のため、夜や休日にゲームを楽しむ方が入居してくる可能性もありますし、せっかく入居された方が回線が嫌だと言って早々に出ていかれると、我が家としても管理費用の面で赤字になってしまいます。

そこで、積水ハウスの設計士さんとも相談をして、将来用の光回線導入用の準備配管を各世帯に準備していただくことにしました。

これで、賃貸希望の方が、特にインターネットの速さを気にしていないのであれば、無料でJCOMを利用できるようになりますし、ゲームなどで遅延を気にされる方の場合は、ご自分でフレッツ光などと個人で契約をして、準備配管を使って部屋に光回線を引き込んで利用できるようにもなります。

事前に準備配管を用意しておいてあるので、壁にビスを打たれる心配もなくなります。

我が家もJCOMの回線速度で不満の場合は、個別にフレッツ光クロスと契約をしてしまうのもありです。

結論として、我が家のインターネット・TV回線は、JCOM+準備配管となりました。

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