【積水ハウス】予算オーバーで節約した設備・仕様

インテリア,浴室・洗面所,設備・仕様,賃貸併用住宅,間取り

予算オーバー

積水ハウスと請負契約を結ぶ前に、十分だと思うほどに間取りや設備を打ち合わせした上で見積もりを出してもらいました。その見積もりで請負契約を結んだわけですが、その後の打ち合わせを重ねるにつれて、かなりのコストアップを指定しまいました。

前の家でもかなり請負契約後に大幅なコストアップがあったので、今回はそうならない様にと契約前に打ち合わせに臨んだわけですが、やっぱり無理でした。

コストアップの原因は下記のものでした。

  1. 地盤改良費
  2. 2階拡張
  3. キッチンハウスのキッチン
  4. 洗面所をToToのエスクアに変更
  5. トイレにPanasonicのアラウーノ
  6. 脱衣室と浴室の間の壁に2室換気扇
  7. リビングの窓をトリプルに変更
  8. 3階バルコニーを広げて屋根に軒を出すように変更
  9. 積水ハウスのPlatform導入

1の地盤改良費ですが、当初の見積もりだと150万円ほどでしたが、倍増して300万円ぐらいになりました。

どうも近隣の土地だと問題がなかった様なのですが、我が家の購入した土地は盛土をしていたようで、西から東側へ斜面になっていたのを平らにしていた様です。

ただ、こればかりは、自分もハウスメーカーも土地を購入して調べてみるまでは正確にわかりませんので、仕方のないことかなと思います。

土地購入してハウスメーカーに検査してもらって地盤弱いからやっぱり土地買いませんとはできないので、結局、建てるしかないのであれば、安全を買うとして諦めるしかないです。

我が家では、積水ハウスの設計士の方が費用対効果の面からさまざまな工法を確認してくださり、タイガーパイル工法という地盤改良の工法を使うことになりました。

2は、北側斜面による影響で、浴室・脱衣室・洗面所の動線を確保するために、2階部分をせり出したことでコストアップとなっています。

3のキッチンハウスのキッチンは、当初の見積りもキッチンハウスのキッチンだったのですが、キッチンに併設する形でのテーブルの追加、カップボードの大きさを広げたり、キッチンデュエでアイランドの前の部分に収納をつけたりとしたためです。

後で100万円節約のためにやらなくてずっとやっておけばと後悔すると思いましたので、思い切ってキッチンをよくしました。

キッチンハウス デュエタイプ

4は、元々乾太くん導入予定だったのですが、最近の洗濯機はヒートポンプ方式などで乾燥もしっかりと出来る上に、服もそこまで縮んだりしないということで、妻が乾太くんやっぱりいらないと言ったことから、洗面所を拡張し、それに伴い洗面所もエスクアにグレードアップしました。

エスクアはオーダーメードのため、サイズをcm単位で変更できるそうです。壁と洗面所の間が空いてしまってゴミが入るのが嫌だったので、掃除を楽にするためにエスクアにしました。

欠点は、水栓が壁からではないということぐらいです。

ToToエスクア

5は、前の家で使っていたということもあり、お願いしました。

6は、脱衣所の除湿が懸念点だったので、ToToに相談してみたところ提案されましたので、そのまま採用しました。

2室換気(https://www.yokusitudanbou.com/c/gr138)

7は、南道路に面しているため、普段の防音と夏の断熱対策です。元の使用自体も複層ガラスでしたが、より防音性能を高めたいために変更しています。

トリプルガラス(https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/tripleglass/)

8ですが、最近はバルコニーに賛否両論ありますが、私は広いバルコニーなら欲しいなと思いましたので、広げてもらえるようにお願いしました。

前の家だと、バルコニーに奥行きが全然なくて椅子を置いて座ったりなどはできないぐらいだったので、住んで数ヶ月すると全く使わなくなってしまいました。そのため、狭いなら不要とは思っています。

9は、外からでもシャッターの自動開閉、ドアの施錠、各部屋の温度管理、子供の帰宅・外出の通知、ホームセキュリティーなどの電化製品や家のセキュリティーを管理してくれる一元化されたプラットフォームです。

そんなこんなで、合計にすると恐ろしいぐらいコストアップとなってしまいました。

節約ポイント

かなりの予算オーバーとなってしまいましたので、節約する部分をかなり探しました。

結局、予算オーバーのままとなってしまいましたが、結構削ることができたと思います。

削った内容は、次のとおりです。

  1. カーテン
  2. エアコン
  3. 電灯
  4. 外構
  5. その他(コストカットするつもりもなかったのに、しなくてはいけなくなったもの)

カーテン

我が家は、寝室と洗面所・脱衣室の窓以外にはシャッターをつけています。シャッターは全て自動に変更してもらっています。

元々の標準仕様にシャッターはついていましたが、全て手動でした。自動にする場合、追加コストとして数万円程度のコストアップとなります。

前の家では、当初手動にしていたのですが、どうしてもシャッターを開閉するときに虫が入り込んだりしますし、シャッターの開閉にも力が結構必要でしたので、住み始めて2年ぐらいした頃に追加工事で自動にしました。

手動シャッターを自動に変更する場合、シャッター自体を交換する必要があるために工事費用は1つのシャッターで20万ぐらいかかりました。そのため、今回は1つ当たり数万円アップしても、最初から自動にしていた方が安上がりのため変更してもらっています。

夜は基本シャッターを閉めるため、遮光カーテンで部屋を暗くする必要がほぼありません。他人が入らないであろう3階の部屋のカーテンは、今使っているカーテンを使い回す予定です。

そのため、カーテンを必要とするのはリビングぐらいです。リビング自体2階にありますので、そこまで人の目は気になら無いですし、夜はシャッターを閉めることから、レースのカーテンのみとしています。

寝室の窓には、カーテンではなく、ブラインドをつけることにしました。

そのため、カーテン費用として当初多めに予算を取っていたましたが、リビングと寝室の2箇所だけで、遮光カーテンもつけ無いため、大幅にコストダウンとなりました。

予定より30万近くコストカットできました。

エアコン

前の家から現在の賃貸に引っ越すに当たって、エアコンを1台、仕事部屋用に購入しました。また、親がエアコンを1台倉庫にしまって使っていなかったので、そちらをもらって寝室につけています。

この2台のエアコンを施主支給として利用する予定です。

また、他の部屋で使うエアコンも数台ありますが、それらも基本施主支給したいと思っています。

まだ見積もりをしていませんが、恐らくこれだけでも30万以上のコストカットになるかと思います。

電灯

電灯はリビングだけを積水ハウスに頼んでつけてもらうことにしました。

それ以外の寝室や子供部屋、書斎は現在使っている照明をそのまま持っていく予定です。そのため、設計士の方には、照明器具を取り付けるための装置だけつけておいてと頼みました。

特に子供部屋に関しては、まだまだ子供は小さいため、明かりが必要な時間帯にそこまで利用されることはないと思います。子供が大きくなった時に簡単につけられるように、通常のシーリングライトにしています。

最初は、全ての部屋をダウンライトにしようと思っていました。

ですが、書斎だと机の真上にダウンライトをつけないと手元が暗くなってしまいますが、そうすると部屋全体を明るくするために狭い書斎に複数のダウンライトが必要となってしまいます。

寝室もベッドに横になるのに天井がそこまでスッキリしている必要もないかなと思い、リビング以外はシーリングライトに変更しました。

施主支給でリビング以外の照明器具を用意するため、こちらも当初の費用から半分程度となりました。

外構

外構は、本当は全ての塀も作りたかったのですが、塀を全てお隣さんの塀で済ませることにしました。

隣接している家の塀は、基本その人の土地に建てられていますので、我が家で塀を作るとなると、塀が二重に重なってしまいます。それは無駄でもありますし、何より小さい土地を塀で更に減らして狭くしたくないなという思いもあって、塀は全部隣接地の塀を流用することにしました。

塀は結構良い値段をしますので、これによって50万近くの費用を浮かすことができました。

浮いた分を玄関の目隠しとか、別の外構に使ってしまったので、実質は30万程度外構費用が安くなりました。

意図せずコストダウンした設備

元々3階もPanasonicのアラウーノを予定していましたが、水圧の問題もあって推奨しないとPanasonicからの回答があったため、ToToのタンク付きトイレに変更にしました。

だいたい差額が10万ぐらいですので、その分が意図せずにコストダウンとなっています。

また、乾太くんをやめたことで、ガス管工事など乾太くんの付随工事がなくなりましたので、乾太くんと合わせて30万以上の費用削減となっています。

コストカットしても結局予算オーバー

削れるところは削ってみたわけですが、それでも予算オーバーでした。

妻からは、浴室のお掃除ワイパーやPlatformとかも削れと言われましたが、後で後悔するよりは多少の予算オーバーは許容してしまおうとなりました。

毎月のローンが高くなってしまいますが、後で欲しくなった時に工事をして変更するとなると逆に高くなってしまいますし、ずっと欲しかったなと思い続けることになるよりはマシかと思うようにしています。

積水ハウスの営業さんも設計士さんも、なんとか予算内に抑えられるようにと費用ダウンできるところなど色々とアドバイスやご協力してくれておりますので、かなり助かっています。

施主支給にしても、嫌な顔一つ見せずにどのように施主支給したら良いのかを相談にのってくれたりしてくれていますので、感謝しております。

良くハウスメーカーの営業の当たり外れとか聞きますが、今回我が家は幸運にも当たりを引いたのかなと思っています。

いよいよ工事が始まります。進展があれば、こちらで都度報告したいと思います。