【積水ハウス】内壁・床工事

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鉄骨周りや壁面の断熱材の様子

年明け後に建築現場に行ってみると、断熱材やら床の素材やら壁の素材やらが運び込まれていました。

積水ハウスは壁や天井にグラスウールという断熱材を使用します。

グラスウールは雨など水に濡れてしまうと、一気に品質の低下が起きるということですが、積水ハウスでは天井含めて完全に外壁を完成した後にグラスウールを運び込んでいたため、雨に濡れる心配もありませんでした。

経年劣化してグラスウールが下に落ちてしまうという話を良く聞いていましたが、積水ハウスでは、断熱材のグラスウールが落ちて壁の上部がスカスカになったりしないように細かく木の枠で囲んでいました。

積水ハウスのグラスウールは高性能グラスウール16k100で、これが壁や天井全体を包み込んでいました。まだ、一部工事が終わっていないため、写真だと断熱材がついていないところもあります。

壁の4方の支持柱は24kのようです。

鉄骨の家は、鉄骨が木よりも熱の伝導性が高いために寒さや暑さに弱いという話は聞いていました。

我が家は鉄骨のため、鉄骨自体が冷えてしまうことも心配していましたが、重量鉄骨のH鋼はHの凹みの部分にもちゃんと高性能グラスウール16kが詰め込まれていました。H鋼の前後にグラスウールが入るためか、使われているのは高性能グラスウール16k50が前後にそれぞれ入っています。鉄骨の床部分にも断熱材が詰まっているのが見えました。

2階床や3階床は、ALCまたはShaidd50でそれぞれしっかりと防湿シートが使われており、吸音材としてもグラスウールが使われています。

3階にも断熱材が運び込まれていました。既に壁まで設置されていました。

まだ部屋の仕切りはありませんでしたが、鉄骨周りにも断熱材が巻かれていたり、2階と同様にH鋼にも断熱材がしっかりと詰まっていました。

グラスウールは断熱材ですが、利点として吸音にも優れているそうです。そのためか、配管にも断熱材が巻かれていました。

3階天井の断熱材

最上階は天井に太陽光が直接あたるため、夏はとても暑いというのはよく聞きます。

前の家でも屋根の上には太陽光パネルがありましたが、1階に比べて暑かった覚えがあります。

そのため、積水ハウスとの打ち合わせでも最上階の天井にも断熱材がちゃんと使われて断熱対策されているのか確認しましたが、ちゃんと天井一面にしっかりと断熱材が使われているのを見て安心しました。

ちなみに写真に写っている銀色の金具が積水ハウスの制振装置のTMDです。

前の家ですと、近くをトラックが通ると家全体が揺れているような感じがしましたが、TMDがそれを防いでくれるのを期待しています。

賃貸スペースとの仕切りの壁

我が家は賃貸併用住宅ですので、賃貸部分との防音・遮音性能を気にしていました。お互いに騒音問題を気にしないで生活していくためにも必須でした。

各賃貸部屋間や賃貸と自宅部分との間には、遮音のためにグラスウール24kが使われています。これは寒冷地などでも使用されるハイグレードのようです。さらに上に32kがあるそうです。

写真だと石膏ボードに覆われてしまっているためにグラスウールを見ることは出来ませんでした。

尚、積水ハウスですと、トイレや浴室などとの間の仕切り壁にも遮音を配慮して、グラスウールを使用してくれるようです。